知育の基本の考え方
1歳のお誕生日おめでとうございます!!!
1歳になると、体重も7kg~11kgくらいになってかなり体がしっかりしてきます。歩き始める子も多く、離乳食を卒業し普通食に移行していく時期にもなってきます。約8割の子が歩けるようにもなってきます。
アーウーといった喃語から、「ママ」「ブーブ」といった意味のある言葉(有意語)が徐々に出てくるようにもなってくる時期です。
外遊びもどんどんできるといいですね。毎日1時間、お散歩をしたり、公園で遊んだり。家の外で遊ぶことは、子供の五感をとても豊かに刺激してくれます。手洗いも習慣づけていくといいでしょう。洗面台に台を用意するなどして一緒に手を洗います。
流派別の知育
モンテッソーリ教育
トイレ・トレーニングをする時期と考えられています。「歩く」と、おしりの筋肉である括約筋が発達してきます。これによって自分で排泄ができるようになってくるのです。
モンテッソーリのキーフレーズは「一人でできるように手伝って」。これはトイレ・トレーニングも同じです。「おまるでする?トイレでする?」「自分でする?パパがお手伝いする?」と選択肢を提示して、”自分で選ぶ”ということを大切にするといいでしょう。
シュタイナー教育
シュタイナー教育においては、親の役割は「お手本を示すこと」ということが基本になります。子供にどんな大人に育って欲しいでしょうか?優しい人、忍耐強い人、穏やかな人、元気な人・・・いろいろな要素が思い浮かぶかもしれません。
そうした要素が思い浮かんだら、親自身が、その手本となるように日々の言動を整えるよう意識してみるといいでしょう。優しい喋り方、忍耐強い接し方、穏やかな表情、元気な動き・・・そういった「お手本」をみて、子供はそれを吸収していきます。
七田式
色遊び、大小遊び、数遊び、量遊び、五感刺激遊び、写真記憶遊び・・・・などなど、様々な遊びを親子で一緒に楽しみましょう。1歳の子供は引き続き、好奇心や学習欲の塊です!子供の好奇心をどんどん刺激し、どんどん満たしてあげられるように、1日の中でも様々な遊びをどんどんやるとよいでしょう。
ドーマン・メゾット
ドーマンメソッドでは【子供が上手にできたところを指摘する】ことが大切にされています。「できたこと」を承認します。それは子供にとって嬉しく、楽しいものです。
大きくなってくるとだんだんと「もっとできないか」とか「他の子はできているのに」などと【できていないこと】にも意識が向くようになりがちですが、子供の能力を伸ばすということで言えば「できていることを認める」ということが最も効果的です。
今月のまとめ
- 意味のある言葉(有意語)が徐々に出てくる時期
- お散歩をしたり公園で遊んだり、家の外で遊ぶことは、子供の五感をとても豊かに刺激してくれる
- トイレトレーニングや離乳食の開始、手洗いの習慣などに挑戦し始める
- 色遊び、大小遊び、数遊び、量遊び、五感刺激遊び、写真記憶遊び・・・・などなど、様々な遊びを楽しむ
- 大人は赤ちゃんの手本となるように日々の言動を整えるよう意識してみる
- 子供が上手にできたところを指摘する、できたことを承認する