生後1ヶ月の赤ちゃんの知育

知育の基本の考え方

1か月になりました!

赤ちゃんはどんどん成長していきますが、この頃は「ママ」が大変な時期。ホルモンバランスが崩れてイライラしたり落ち込みやすかったりもする時期です。授乳のために、まとまった睡眠がとれない・・・なんてことも、人生で初めて、ということだったりもします。

ママがリラックスしているかどうかは、赤ちゃんにとってもとても影響があることですから、ママ一人で抱え込まないで済むように、家族や、周りの人と協力しながら、甘えながら過ごすことを大切にしてみてください。


「言葉の知育」という意味では、多くの流派が「小さい赤ちゃんもどんどん言語を吸収している」と考えています。赤ちゃんに話しかけたり、赤ちゃんの気持ちを代弁したり(例えば「おかながすいたんだね?」など)、簡単な絵本を読み聞かせたり、あたたかい言葉をどんどん赤ちゃんにプレゼントするとよいでしょう。

この頃はまだまだ赤ちゃんにそれほど表情はありません。赤ちゃんのニコッとした顔を見たいな!という気持ちもあるかもしれませんが、もうしばらく楽しみに待っていてくださいね!

 

流派別の知育

モンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育においては「母子共生期」と呼ばれる時期です。ママと赤ちゃんの触れあいを大切にする時期、と言っていいかもしれません。

抱っこしなければ赤ちゃんは移動も何もできませんから、必然的にたくさんだっこをすることになる時期ですが、例えばその一つの「だっこ」を大切に感じてみるとよいでしょう。本当にあっという間に大きくなって、抱っこをしなくなるときがきます。思う存分スキンシップを堪能してみてください。

絵本を読むのも早すぎるということはありませんから、ちょっと読んでみてもいいでしょう。赤ちゃんがなんとなくでも聞いているようだったら、読み聞かせをしてみても。

シュタイナー教育

シュタイナー教育を大切に実践していこうとすると、「親の安定感」というものがとても重要になってくることが感じられます。親が忙しすぎたり、疲労がたまっていたり、イライラしてしまっていたりすると「お手本として存在する」ということがどうしても難しくなるからです。

一つのコツは「完璧にやろうとしない」ことかと思います。「完璧じゃなくてもいいや」と、少し気楽にやっていけるといいでしょう。

一人で完璧にやろうとするのではなく、夫婦、親族、友人などに頼ったり甘えたりする。母乳だけだと大変ならミルクも使うこともある。それくらいの「適当さ」があったほうがかえって、赤ちゃんに安定して接することができる、というところがあるかと思います。

七田式

一般的な感覚だと「理解できるやさしいものから順番に」となるかと思いますが、七田式の右脳教育では、赤ちゃんに「理解」を求めません。

赤ちゃんの天才脳は、大量の情報を、どんどん吸収していきます。理解はあとからついてくるので、最初に「理解できそうなものから」とする必要がない、という考え方です。

例えば絵本を読むということも「まずは簡単なものから」と考えないので、漢字が入っていたり、文字数の多いしっかりとした物語であっても読んでしまいます。

もちろん赤ちゃんは「理解」はできませんが、情報はどんどん吸収されて行っています。読む絵本の中に「難しいもの」も入れてみるといいでしょう。

ドーマン・メゾット

ドーマンメソッドでは【子供は語学の天才】と考えています。3歳までの年齢で、子供は言葉をいくつでも覚えられる。日本語、英語、フランス語・・・何か国語でも覚えてしまいます。この「なんでも覚えてしまう」能力は、6歳までの期間がピークです。

小さなの子供に、耳から言葉を覚えさせるための必要条件は「大きな声で」「ハッキリと」「繰り返して」話しかけると言うこと。0歳の赤ちゃんは「文字」の方が吸収しやすいです。文字も、実は赤ちゃんは吸収しています。「声」よりも「文字」の方が安定している(早口で聞き取れない、などがない)ためです。文字のある絵本を読み聞かせることに早すぎることはない、というのがドーマンメソッドの考え方です。

 

今月のまとめ

  • ママがリラックスしているかも大事!周りに甘えてできる限り身体と心を休める
  • お手本として存在することが大事、無理をせず「完璧じゃなくてもいいや」と夫婦や親族、友人や地域社会のサポートなどに頼ったり甘えてみる
  • 「小さい赤ちゃんもどんどん言語を吸収している」のでたくさん話しかけてあげる
  • 話しかけるときには、「大きめな声で」「ハッキリと」「繰り返し」を意識する
  • 難しい絵本でも気にせず読み聞かせてをしてみるのがおすすめ

 

 

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