生後7ヶ月の赤ちゃんの知育

知育の基本の考え方

おめでとうございます。7か月になりましたね。

そろそろ離乳食も始める時期。おっぱいやミルクだけだった赤ちゃんが、着実に成長してきています。

この頃の知育にとって大切なことは「観察する」ことです。1時間、赤ちゃんをじっと観察しているとなかなか面白いものです。そしてちゃんと「見守られている」と感じると、ぐずらずに、一人で遊んでいたりします。

ティッシュペーパーに興味を持つ赤ちゃんもいれば、リモコンに興味を持つ赤ちゃんもいます。昨日は、積み木を触っていたけれど、今日はプラスチックのおもちゃをよく触っている・・・などということもあります。

よーく観察して、赤ちゃん自身がやりたがることを、思う存分、満足するまでやらせてあげるとよいでしょう。

例えば「ティッシュペーパーを引っ張り出す」ということに夢中になる赤ちゃんがいます。自分の力で引っ張り出せることが楽しくてしょうがないのです。手の動きや、腕の動き、そういったことの刺激で、どんどんと脳が発達していきます。

「あーあ、こんなにちらかして・・・」という気持ちも起こったりもしますが、ここは「こういう遊びなんだ!」「遊びを通して、成長してるんだ!」と開き直って、一緒に楽しんでしまいましょう!ママも一緒にティッシュを引っ張り出して、一緒に笑ってみる!なんていうのもお勧めですよ!

流派別の知育

モンテッソーリ教育

「一人でできるように手伝って」が基本のモンテッソーリ教育では、子供たちは大人が思っている以上にものすごい集中力がある存在であるとみています。モンテッソーリのお教室に行くと、子供たちが一言もしゃべらずに集中して「おしごと」に取り組んでいる姿に圧倒されます。

敏感期を強調するのもモンテッソーリ教育です。子供が「やりたがること」を見逃さずに、どんどんやらせてあげましょう。

シュタイナー教育

0歳は身体を作る時期。そして「過剰な刺激」から守ってあげるのが大事というのがシュタイナー教育の考え方です。ですから、シュタイナー教育では、蛍光灯の光すらやわらげるように、と考えます。

子供たちは、TVがついているとずーっと見ています。刺激が強く、音や光が次々と変わっていくので、注意をずっと奪われるのです。

そういう環境よりは自然に近い環境、森、草むら、そういったところで「自由に遊ぶ」ことを推奨します。家の中でもそういう環境に近いように、例えば「木のおもちゃ」「小枝やどんぐりを家の中においておく」「布でできた人形」などで遊ぶことを推奨しています。

シュタイナー教育では0歳児は「好きなように体を動かす」時期です。ハイハイをしたり、寝返りをしたり、その一つ一つが大切な体と心の教育になっています。

七田式

7か月は、“首がすわった”“ハイハイ始めた!”“寝返りうったわ♪”“歯が生えてきた!”と、目に見えて目まぐるしく成長していく時です。そして、目に見えない部分でも驚くような速さで成長しているところがあります。それは「脳」です。

この世に生を受けて、今が一番、物事をどんどん吸収してしまう驚きの時。たっぷりの愛情とスキンシップを注いであげましょう。時期が早いなんてことはありません。文字や数、言葉にどんどん触れさせましょう。

マッサージで、赤ちゃんに愛情を伝え、安心感をあげましょう。特に生まれてすぐのマッサージは、身体機能が活発になり、病気への抵抗力もつきます!

心を穏やかにし、脳も活性化してくれる、モーツァルトの曲をBGMに流してあげましょう。

ドーマン・メソッド

ドーマン・メソッドでは1歳児から「うんてい」ができます。「怖くない」高さであることなどが大事ですが、「筋力の問題」と思っていることが、実は視神経の問題だといったことがたくさんあります。

7か月ごろには「うつぶせアソビ」をどんどんさせましょう!ドッツカードを使って算数もどんどん吸収していきます!お風呂で泳がせるなどもいいですよ!

今月のまとめ

  • じっと観察する、見守ることも大事な時期
  • 思う存分、満足するまでやらせてあげる
  • やりたがることをやらせてあげる
  • 手や腕、足を動かして刺激から脳が発達する
  • 文字や数、言葉にもどんどん触れさせる

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