生後9ヶ月の赤ちゃんの知育

知育の基本の考え方

9ヶ月になると、早い子は、ハイハイをしたり、つかまり立ちが始まったりする頃です。その様子をみて一緒に楽しんだり、すこーしだけ動きをサポートしてみたり。そんなことを楽しみながらやることを大切にしてみて下さい。

感情表現もより一層豊かになってきて、コミュニケーションが益々楽しくなってきます。赤ちゃんは、ママやパパの言葉を、分からないようでいてどんどんどんどん吸収しています。

ですから「今日はお天気がいいね」「風が気持ちいいね」などなど、どんどん話しかけていっていいんです。赤ちゃんのデータベースに、ママの言葉がどんとん蓄積されていっています。

 

流派別の知育

モンテッソーリ教育

モンテッソーリ教育では「敏感期」が大切です。子供が、夢中になって繰り返すことがあれば、それを本人が満足するまでどんどんやらせてみましょう。例えば「つみきを崩す」ということに興味を持つ子がいます。

つみきを組み立てることはできませんが、ママの作った積み木を「こわす」というのがとても楽しいのです。形が変わったり、音が出たりすることから、すごく刺激を受けています。

どんなことに興味を持つかは千差万別ですが「あ、なんか喜んでそうだな」と思うものがあれば、繰り返ししようとするのか、よく観察してみるとよいでしょう。

シュタイナー教育

シュタイナー教育では「穏やかさ」「平和」などが大切です。なんでも口に入れる時期ですから、危ないものはしまっておきましょう。角にぶつかってケガをする、などということもないように、布や綿で防護するのもいいでしょう。

そうして「少しほうっておいても大丈夫」といような安心、安全な場所で、親子ともにリラックスして過ごせることを意識してみるとよいでしょう。

七田式

手先遊びをしてみましょう。手や指は「第二の脳」とも言われ、発達においてとても重要な部位です。だんだんと細かい動きができるようになっていきますが、「今ちょうどよくできること」を一緒にやってみましょう。

例えば「輪っかにヒモを通す」という遊びも、輪っかの大きさを変えると、難しさも調整することができます。大きな輪っかにヒモを通すお手本を、大人が楽しそうにやっていると、赤ちゃんも興味を持ったりします。

掴みやすいボールを握るとか、ペットボトルのふたを掴むとか、掴んだものを箱の中に落とすとか、手や指を使う遊びを我が子の成長に合わせて創っていくのも楽しいものです。

ドーマン・メソッド

ドーマン・メソッドでは、赤ちゃんの「天才さ」を失わせないようにすることが大切です。英語を聞いていれば「英語耳」の能力が”残ってくれる”「使わないと失われていく」という考えです。

今月のまとめ

  • たくさん話しかけることで言葉が蓄積される(外国語も!)
  • 夢中になって繰り返すことは、本人が満足するまでやらせる
  • 何でも試したがる時期なので、危ないものは布や綿で防護したり近くに置かない
  • 我が子の成長にあわせて「今ちょうどよくできること」を大切に手先遊びなどを取り入れる
  • 大人が楽しそうにやっていると、赤ちゃんも興味を持ったりするのでお手本をみせてあげるのもよい刺激に

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