生後10ヶ月の赤ちゃんの知育

知育の基本の考え方

10か月になりました!あっという間ですね!

離乳食をしっかり食べるようになり、卒乳を検討し始める時期にもなります。コップやストローで飲み物が飲めるようになったり、赤ちゃんの成長を実感することもますます増えてくるでしょう。

短期記憶や予測の力が発達してきます。はいはいをしてママを追っかける「後追い」も多くみられる時期です。知能面もどんどん発達していて、「〇〇をちょうだい」と言うと、手に持っているものを渡してくれるなど、簡単なことは理解できるようになってきます。

手先もより器用になってくる時期で、小さなものを指でつまめるようになってくる子も。但し、なんでも口に入れてしまうので、小さなビーズなどを指でつまんでそのまま誤飲してしまわないように、よく注意してください。

外遊びも範囲が広がる時期です。近所に公園などがあれば、外でゆったりと過ごしてみるのもいいでしょう。芝生の上を楽しそうにはいはいする赤ちゃんもいますよ!

 

流派別の知育

モンテッソーリ教育

「セガンの三段階レッスン」がモンテッソーリ教育のなかでは推奨されています。これは「言葉を覚えるのには三段階ある」という考え方です。

「1.名前を伝える」「2.選ばせる」「3.名前をたずねる」です。例えば、リンゴ、バナナ、みかんを並べて「これは、りんご」「これはバナナ」・・・というように伝えるのが「1.名前を伝える」に当たります。カードなどよりも実物を使って五感を刺激しながらがよいでしょう。触覚や嗅覚も使いながら「これがリンゴ」と覚えていきます。

「2.選ばせる」は、果物を並べておいて「リンゴはどれ?」と赤ちゃんに聞きます。そうすると、指をさしたり、手に取ったりして正解を教えてくれます。第二段階です。もし第二段階がうまくできなかったら、焦らずに第一段階に戻りましょう。

シュタイナー教育

シュタイナー教育として理想的な過ごし方としては「自然の中で過ごす」です。ハイハイを始めた赤ちゃんが、芝生の上を自由にはいはいできるとしたら、楽しくてしょうがないでしょう。赤ちゃんの好奇心をくすぐるものが、自然の中にはたくさんあります。

ハイハイのよこにいながら、「これは芝生だよ」「これは葉っぱだね」「緑色の葉っぱだね」「茶色の葉っぱだね」「虫さんがいるね!」など会話も楽しんでいると、赤ちゃんの目も輝いていることでしょう!

七田式

七田式では「フラッシュカード」というカードを使って、大量&高速の学習を推奨しています。シュタイナー教育などでは「本物」に触れることが重視されるので、言語習得においても、実物のリンゴを触りながら、嗅ぎながら「これがリンゴだよ」と学習していきますが、七田式においては、カードを1秒ごとに次々と見せながら「リンゴ」「みかん」「バナナ」と高速で学習をしていきます。

この「高速」ということが、赤ちゃんの右脳にとって心地よいのです。驚くほど、非常に大量の情報を習得していきます。

ドーマン・メソッド

ドーマン・メソッドでは「子供に何かを強制することはできない」と考えています。コミュニケーションが取れるようになってくると(この後、言葉がつかえるようになってくるとより一層!)だんだんと「聞き分けのよいこ」を、どうしても子供に求めてしまうところが親の方に出てきます。

赤ちゃんが「面白い」と感じるものは何か、それをよく観察して、楽しんでいるものを一緒にやる、と心がけましょう。ドッツカードなどにしても赤ちゃんが興味がなさそうな日は無理にやらずに、ほかの遊びを探しましょう。興味が向いた日にやればいいのです。

今月のまとめ

  • 小さなものの誤飲に気を付ける
  • 「セガンの三段階レッスン」に挑戦してみる
  • 自然の中で自由に過ごす
  • 「フラッシュカード」というカードを使った大量&高速の学習
  • 楽しんでいるものを一緒にやる

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